ラミネートフィルム通販

あまりに安いラミネートフィルムは注意が必要です

インターネットを検索しているとたまにかなり安い激安フィルムが販売されているのを見かけます。
ついつい飛びついて購入したくなるのですが、品質に問題がある場合もあるので注意が必要です。
※全て激安のフィルムがそうではありません。

実際の表記より薄いフィルム

パッケージには100ミクロンと記載があるのに実際はもっと薄いフィルムであることがあります。
一般の方はほとんど気づかないと思いますが、80ミクロンだったり70ミクロンだったりすることがあるようです。以前に一度実際に加工してみてなんとなく薄いな、コシがないなと思い、実際に厚さを測定してみたら薄かったことがあります。薄いとその分原料費を安く抑えることができるため、利幅が取れるようです。

形が歪んだフィルム

ラミネート加工をしても、上下のフィルムがピッタリ合わないフィルムをみかけたことがあります。フィルムが歪んでいるか、接着がずれているのです。このフィルムは仕上がりが悪いばかりか、ラミネーターの故障の原因となる場合があります。上下がピッタリ合わないと、フィルムの糊がローラーに付着してしまいます。ローラーに付着した糊はフィルムをくっつけて巻き込み故障の原因となる場合があります。上下の2枚がピッタリ合わないフィルムは使わない方がいいでしょう。

糊が均一でないフィルム

ラミネートフィルムの接着面には糊が塗ってあります。これが熱で溶かされて紙と密着してくっついてラミネートが完成します。糊が不均一だと波打ったりします。また糊が多すぎるとフィルムからはみ出してローラーにくっつきます。先にも書きましたがこの糊が巻き込み故障の原因となります。

その他品質の悪いフィルム

その他として、静電気が強くフィルムがなかなか取れない、ホコリが混ざっている、虫が入っているなどがあります。静電気が強いと加工の準備に手間がかかり効率が落ちます。またホコリの場合は仕上がりに影響してきます。

ではどうすればいいのでしょうか

すべての激安フィルムに問題があるわけではありません。むしろ問題があるのはほんの一部です。これを避けるのは難しいですが、できることとしては、例えば試しに最低数量を購入してみることがあります。損害を最小限に抑える方法です。
そもそも粗悪フィルムに出会いたくないという方は純正フィルムがおすすめです。ラミネーターのメーカーが販売しているフィルムです。純正フィルムにまったく問題がないわけではありませんが、確率としてはかなり低くなります。
もし迷われた場合は純正フィルムをおすすめします。